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戦略PRとは

近年、「戦略PR」という言葉は随分と世の中に浸透し、定着してきました。
その戦略PRという言葉が日本でブームになったきっかけは、2009年に刊行された『戦略PR 空気をつくる。世論で売る。』(アスキー新書)です。
この本をきっかけに、同類の書籍も多数出版され、「戦略PR」はすっかりおなじみの言葉になりました。

この本によると、「戦略PR」とは

  1. メディア、ひいては消費者の関心を最大化できるテーマを設定し
  2. そのテーマを広げることで商品の売上に貢献する「シナリオ」を描き
  3. そのシナリオを具現化させるための綿密なチャネル設計を行い
  4. 設計にもとづき情報の伝達を仕掛ける

という一連の流れと定義されています。

「戦略PR」は従来の広報・PRと全く違うのか?

実は、「戦略PR」が従来の広報・PR活動と異なる、全く新しい手法かというと、そういうことではありません。

確かに広報・PR活動というと、メディアに働きかけて取り上げてもらう、いわゆる「パブリシティ活動」と同義でとらえられることが多いのですが、広報・PRはもともと戦略性が必要な活動であり、「戦略PR」という言葉ができる以前から、広い意味での戦略的な広報・PR活動は行われていたのです。

つまり、「戦略PR」は戦略的な広報・PR活動の一つと言い換えることもできます。

戦略的に広報・PRを行うには

戦略的に広報・PRを行うためには、様々な側面から緻密に計画を立て実行する必要があります。

  1. 時代の流れをつかむ・つくる

    どのような商品・サービスにも共通して言えることですが、時代の流れを意識した広報・PR活動を実施することが大切です。
    時代の流れと打ち出す情報がマッチしたときに、相乗効果が生まれ、露出が拡大したケースは多数あります。
    そしてこの時代の流れを戦略的に創り出すこと、それが前出の書籍『戦略PR』で書かれていた内容です。
    新しい商品やサービスを広報・PRする際、まだそれを受け入れる市場がなければ、いくらアピールしても思うような結果が出ません。ですから、もし市場がないなら、まずその市場を創り出すところから始めなければなりません。
    例えば、新たな“小鳥のエサ”をPRしたければ、“小鳥を飼う”ということをブームにしなければ、話題になりません。
    ですから、どうしたら小鳥のエサが取り上げられるかではなく、どうしたら小鳥を飼うことをブームにできるかから考えなければならないのです。

  2. メディアが取り上げたくなるキーワードやストーリーを盛り込む

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    メディアが取り上げたくなる話題は、「〇〇で初めて」「〇〇で最も」といったキーワードが含まれているもの、季節性のあるもの、読者・視聴者の利益になるもの・・・などなどいろいろありますが、「感動・笑い・涙」といったものも、強くアピールできる内容となります。
    例えば、新商品の広報・PRをする際に、その開発秘話、苦労話なども盛り込み、ストーリー性を強めて伝えれば、人の心により訴えることができます。
    CSR活動なども、単に「〇〇で植林しました」「〇〇円寄付しました」といったことだけではなく、どうしてそのような活動をすることに至ったのか、またそれを受けとった人たちにどのように喜んでいただけたのか・・・といったことを、記録写真なども添えて伝えることで、興味関心を喚起し、露出にもつなげることができます。

  3. 計画的な活動をする

    「時代の流れをつくる」「戦略的に広報・PRする」などというと、大規模な施策を想像してしまう方も多いかと思いますが、その企画内容とともに重要なのが計画性です。
    それは、日常的なプレスリリースの発信でも言えることです。
    特にメディア露出を狙いたい商品・サービスであれば、発表する数カ月~1年前から準備します。
    そして新商品・新サービスを知らせるリリースを発信するだけはなく、それがその時期の話題になるよう、連動した施策を打ったり、商品の必要性を裏付ける素材を用意したりすることで、より広報・PR活動の効果を高めることができます。

  4. リリース案件がなければつくる

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    次々に新商品や新サービスが出てくる大企業は別として、中小企業の場合は、広報・PRする案件自体が枯渇することがあります。
    だからと言って広報・PR活動を中断させてしまっては、せっかく認知度が上がってきたものも逆戻り。それまでの活動が無駄になってしまいます。
    そこで、アンケート調査やイベント・キャンペーンを行うなど、リリース案件がなければつくりだすことが必要です。
    また新商品・新サービスがなくても、発売・開始後の売れ行きや利用状況の推移、購入・利用者の傾向などを様々な切り口でまとめて発信することもできるのです。

戦略的な広報・PRを行うためには、常に今何ができるか、どうすれば効果的な情報発信にできるかを考え抜いて、実行に移していくことが重要です。
絶対的な正解はありませんが、その努力は必ず結果に結びつきます。
戦略的な広報PRについてご相談があれば、どんな小さなことでも構いませんので、当社にお気軽にご連絡ください。
効果的な方法を見つけるために、ご一緒に考えていければと思います。

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