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信頼を失わないためのリスクマネジメント

⇒「月刊総務」2014年1月号 『信頼を失わないためのリスクマネジメント』

今回のポイント

続々と発生する事故や不祥事

毎年、事故や不祥事が多くの企業で発生しています。サイバー攻撃による機密情報の漏洩、海外拠点で発生するテロ事件、危機管理の隙を突く脅威など。中には、企業上層部や社員のモラル欠如によって起こったものもあります。「会社の利益のためには仕方がない」「慣例で続けてきたことだから」と歪んだ忠誠心が引き起こす不祥事も少なくありません。
また、近年の特徴として、内定者や従業員等による非常識なSNS投稿が拡散し問題になるケースもあります。

企業の信頼を失わないために

企業が信頼され続けるには、事故や不祥事を未然に防ぎ、もし発生してしまっても、最小限にダメージを抑えるよう、迅速に対応することが必要です。
小さなリスクでもダメージを大きくしてしまうか、危機的事態が発生しても信頼の早期回復ができるかは企業の対応にかかっています。

マスコミ対応のポイント

危機的事態発生時のマスコミ対応は、誠実・的確・迅速に行うことが重要です。状況によっては、記者会見を開くことも必要になります。その際には以下の①~③のような点に注意します。

  1. 事実のみを述べる
    事実と意見の区別をする。
    予測や推測は避ける。
    確実に分かったこと以外の発表は慎む。
  2. ポイントを明確に分かりやすく説明する
    具体的な数字等をあげながら、いつ・どこで・何が起こったのか、現状はどうなのか、それによる今後の影響はどうなのかを明確に説明する。
  3. 誠実な態度で発表する
    影響を与えてしまった方々に対しては心から謝罪をし、曖昧な話し方や弁解がましい言い方は避ける。
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