Windows10 “勝手にアップグレード”騒動
2016年5月24日
Windows10への無料アップグレード期間がもうすぐ終了するということで(7月30日からは有料化)、マイクロソフトがアップグレードを自動化したことにより、『勝手に自動更新 騒動』が起きているとか。
「勝手にアップグレードされた!」という苦情がネットにあふれ、マイクロソフトもとうとうアップグレードキャンセル方法の動画解説を始めました。
昨年7月29日から開始された無料アップグレード。消しても消しても執拗に出てくるポップアップで、ほとんど知らない人はいない状態だったと思います。
もともと、自宅用のパソコンをWindow8にしてしまった私は、その使いにくさに辟易していたので、「変えてみたい!でも動かないソフトがあると困る~」と、ずっと迷っていたのですが、最近になって「現在お使いのソフトに影響はありません」といったフレーズが表示され、とうとう思い切ってアップブレードに応じたのでした。
その結果、大満足!もともとWindows8がひどすぎたので、なんとサクサク使いやすいのか~。もっと早く更新すればよかった~!と思ったのでした。
「しかし、オフィスのパソコンはもっと慎重にしなければ」と思っていたところ、いきなり自動更新。予告時間が出ていたのですが、15時間後かと思っていたら15分後ということだったらしく、作業中にいきなりアップグレード開始。長く親しんだWindows7との別れを惜しむ間もなく。でも、結論から言うと、全く問題ありませんでした(今のところ・・)
ですが、いろいろ不具合が起きているユーザーさんもたくさんいるようですので、自動更新を勝手にしてしまうというのは、やはり強引すぎましたね。
マイクロソフトでは、アップグレードを告知するキャンペーンも実施しています。キャラバンカーを全国各地に走らせ、その写真をSNSにアップしてくださいねというもの。確かに今どきのキャンペーン方法ではあるのですが、キャラバンカーが結構普通っぽいですね。出会うと何か楽しいことがあるとか、もう少しプラスアルファの工夫があってもよかったのではと思います。
SNSのキャンペーンは、好意的に受け止めて、自然に盛り上がってくれるようなアイデアを考えるのは、本当に難しい。予期しなかったことで批判されてしまうケースもしばしば見かけます。私たちもクライアントに提案することはよくありますので、キャンペーンの内容を客観的に考えるのによい事例になりました。
Windows10に現段階では満足している私ですが、今後突然(自動的に)有料化されたりしたら怒ります。そこをどうしていくのか、早く知りたいところです。