日本でも広がる!? ファンによる応援広告!
2020年10月27日
まずは、この広告をご覧ください。ぜひ動画再生してみてくださいね!
※動画再生時に音がしますので、ご注意ください。
https://twitter.com/wangyibo_JP85/status/1275448822353719304?fbclid=IwAR2MY323ASr9_JFsTBZasibkp4jI3bIYBzAWu4uNH91L3TecS8LioAJpP-8
中国・上海のタクシー配車アプリDiDi(滴滴)の応援広告!?
応援広告というのは、中国や韓国で、ファンが好きなタレントのために自分たちでお金を出し合って広告を掲出するもの。ということで、これは中国で今やNo.1アイドルとなった王一博(ワン・イーボー)の応援広告とあります。さすがにこの規模の広告の費用をファンが負担するのは無理でしょ!?とは思いますが、人口が14億人を突破し、人気ネットドラマの再生回数が100億回も超えるという国ですので、もしかしたら・・とも思ってしまいます。とにかくこの広告のダイナミックさというか規模感が、圧倒的に日本とは違いすぎて驚愕です!一体何百メートル続いているのでしょう???
ネットで「中国 ビル広告」で検索して調べた情報によれば、こういったビルは建物の外壁が巨大LEDビジョンになっているとのこと。日本でも渋谷や新宿をはじめ、巨大な屋外ビジョン広告は多々ありますが、ビルの壁面全部が広告を映し出すというのは、見たことがないですね。
この広告は、前回のブログでも書きましたが華流ドラマにハマったことがきっかけで、中国のエンタメ情報をいろいろ検索していて見つけたもの。中国のファンたちは、好きなタレントの誕生日などに応援広告を掲出するそうなのです。で、これはもともと韓国から始まったらしく(本当かどうかは未確認)、韓国や中国ではすでに一般的なことのようなのです。
韓国の応援広告を扱う代理店さんのブログをみても、かなり大規模な広告です。
ラッピングバスまで走らせてしまう例もあるようです。
私は知らなかったのですが、この応援広告が既に日本にも入ってきているとのこと。ただ、日本では交通広告を出すには広告代理店を通さなければならないこと、個人が交通広告を申し込むことができず、団体・会社などを作らなければならないこと、タレントの所属事務所の許可が必要なことなど、ハードルは高いようです。
ですが、なぜ今、交通広告なのでしょう?
電通が2020年3月に発表した「2019年日本の広告費」によれば、屋外広告の比率が4.6%、交通広告も3.0%と、インターネットの30.3%と比べてかなり低いです。
しかも、場所を問わず見られるネット広告と違い、交通広告はそれが掲出されている場所でしか見られません。日本と中韓では、この比率が異なっているかもしれませんが、それでもやはりInstagramとかTwitterに広告を出した方が多くの人に見られる機会が増えるような気もします。
ですが、交通広告なのですね。
日本では、前に述べた様々な障害とともに、交通広告の掲出料金もかなり高額です。また、掲出できるスペースも、中韓と比べてだいぶ制限がありそうです。
もちろん、駅が広告だらけになってしまっては、美観を損ねるとか、大金を支払って掲出している大手企業の広告が目立たなくなってしまうなど、マイナス面があることも理解できますが、このデジタルの時代に、若い世代がアナログの駅の広告を使って応援をするというのがとても面白いし、交通広告市場にとってはチャンスなのではとも感じました。
交通広告ではありませんが、日本でも2016年にSMAPファンによる「SMAP大応援プロジェクト」の広告が朝日新聞に掲載され、それが日本新聞協会主催の新聞広告賞・広告主部門で優秀賞に選ばれたということがありました。その時は、朝日新聞社のクラウドファンディングサイトA-portが使われていますが、確認してみると全部で 13,103人が支援し、目標金額10,000,000円に対し、合計39,925,936円が集まっています。
ジャニーズの嵐の活動休止も近づいていますので、嵐のファンたちがどんな応援で締めくくるのか、楽しみになってきました。
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