『ポケモンGO』とAR!
2016年8月12日
7月22日、日本で「ポケモンGO」がリリースされた直後は、いたるところで操作中の人を見かけましたが、その後、アップデートにより前のデータを引き継げなかった(どのアカウントでプレイしていたかがわからなくなってしまった)り、ある程度ポケモンを捕獲して満足してしまった(飽きた)り、オリンピックも始まったりで、道でも電車でも、かなりプレイしている人が減ったように見えます。
私はと言えば・・・
まだ細々と続けています。7月からテニスに加えリアルにジム通いも始めたため、ポケモンたちをジムに行かせてあげる余裕がなく、ただただ捕獲を続けているだけですが。
この「ポケモンGO」の楽しさの一つは、今いる場所に、本当にポケモンが出現したように見える、ARモードです。
ARとは、Augmented Realityの略で、日本語では拡張現実と訳されています。オンライン上の立体的な画像や動画などの多様な情報を重ね合わせることができる技術で、専用のアプリをスマホやタブレットにダウンロードして写真やイラストにかざすと、実際にないものをあたかも目の前にあるように見せることができます。
3年ぐらい前に制作会社の方からこの技術を教えてもらったときには感動し、さっそく企画書を作りクライアントに提案しましたが、当時は開発費に費用がかかりすぎ、残念ながら実施とはなりませんでした。それが今ではすっかりポピュラーになりました。
例えば、私のオフィスにあるANAのカレンダーでも、CAの方が登場し説明してくれます。
スマホを離すと、ポケモンのようにカレンダーから離れて浮かんで表示されます。
このブログを書くためにARについて調べていて知ったGoogle翻訳の技術には感激しました!なんと、外国語でかかれた文字を撮影するだけで、翻訳できてしまうんです。これは旅行先で大活躍しそうです。
Google翻訳アプリのカメラマークを押して、外国語のテキストに合わせシャッターを押し、訳したいところを指で撫でてハイライト表示させると、すぐに翻訳されます。
近年、ARの技術は、広報PRのキャンペーンでもよく使われています。
例えば、パッケージのイラストにスマホをかざすと、アイドルやアニメのヒロインが登場し歌ったり踊ったりしてくれるもの。
⇒雪印コーヒーの「ゆきこたんズ 全国ソロライブ!」
ポスターにARを活用し、観光案内をさせるもの。
⇒愛媛県松山市
ARを組み込む費用もかなりリーズナブルになっているため、新商品や新サービス、その他既存サービスの話題作りなどにも活用可能です。ぜひ話題性があるうちに、広報PRに活用することをお勧めします!