「危険ドラッグ」というネーミングは定着するか?
2014年7月27日
梅雨も明け、8月を目前にして、いよいよ本格的な夏の始まりです!今年も猛暑になりそうですので、体調管理には本当に気を付けなければですね。
自分の子どもの頃と比べると、夏が“激しく”なっているとつくづく感じます。昔は、スポーツ合宿で炎天下で練習しているのに「水は飲んではいけない」っていうのが普通でした。今だったらバタバタみんな倒れちゃいますよね。それだけ当時と今とで気温差があるということでしょう。
雨も「夕立」っていう言葉のとおり、なんか風情のある降り方をしていました。それが最近の雨は、本当に激しい。「ゲリラ豪雨」っていう言葉がピッタリですね。
ところで、この「ゲリラ豪雨」という言葉、いつだれが作ったのかとネットで検索してみると、意外と昔からあった言葉のようです。それが最近になってマスコミで頻繁に使われるようになり定着したようですね。
ネーミングといえば、最近、厚労省と警察庁が一緒になって募集した「脱法ドラッグ」に代わるネーミング。決定したのは応募数5位の「危険ドラッグ」。なんだかパンチが足りないですね。他に「廃人ドラッグ」「破滅ドラッグ」といった言葉がより高い順位で出ていたようですが、無難な名称に落ち着かせたということでしょうか。
いかにも“やっても捕まらない”という印象のあるこれまでの「脱法ドラッグ」よりはいいとは思いますが、この“普通すぎる”ネーミングが果たして定着するのか・・。ニュース検索すると、報道も既に「危険ドラッグ」に代わっているようですが。
ネーミングはPRやマーケティングの世界でも重要なのは言わずもがな。新商品や新サービスの名称は、ユニークでその商品・サービスの特徴をイメージさせるものでなければなりません。
弊社の場合、サービス業のクライアント様も多いのですが、サービス名をユニークなものにしていただくだけで、メディアやSNSで話題になる確率が一気にアップすることもあるのです。生みの苦しみはありますが、ぜひともネーミングには関わる人たちの思いとこだわりを込めましょう!!