実は熱い?女性とクルマ市場
2014年4月16日
4月16日の日経MJに、メルセデス・ベンツなど輸入車各社がカフェやレストランを相次いで開店している、という記事がありました。店内には、さりげなく車が展示されたり、ロゴマークを模したインテリア等はあるそうですが、ショールーム要素を前面には推しださず、基本的には誰でもくつろげるカフェ・レストランのつくり。気軽に入店できるため、普段は車情報に接しにくい若い女性客も多いそうです。
最初にショールームにカフェを併設したフィアットでは、それまで15%だった女性ユーザが50%まで伸びたそうで、実際に効果が生まれてるのだとか。
■メルセデス・ベンツ コネクション
■フィアットカフェ
■アウディ カフェ バイ サイタブリア
商品を直球でアピールするのではなく、自身のブランドとアプローチしたい層の融合する点を上手に見出した事例だなと思いました。また最近は、マイカーを持つ女性の間で、車内を部屋のようにコーディネートすることへの関心が高まっているそうです。
シタシオジャパン社がマイカーを持つ全国の20~50代の女性1600人を対象に実施した「女性のカーライフ意識調査」によると、約8割が、マイカーを「落ち着ける場所」と回答。トヨタ自動車が、雑貨ブランド「フランフラン」とコラボした商品をカーグッズ通販サイトにて販売するなど、女性向けカーインテリア商品が人気を集めているそうです。
ペーパードライバー歴を順調に更新中に私にとっては驚きの話ですが、“実は熱い”市場があるようです。
おかざき