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地方紙を侮ってはなりませぬぞ

生まれてからずっと都会に住んでいる方は、日本中で読売新聞や朝日新聞が読まれていると思っているかもしれません が、それは大きな間違いです。首都圏や関西圏以外の日本の広い地域では、全国紙(読売、朝日、毎日、日経、産経の5紙:発行部数順)の存在感があまりない ところがあります。ではどんな新聞を読んでいるのでしょうか?

私も含め地方出身者なら誰でも知っていることですが、それはいわゆる“地方新聞”です。
地方新聞はブロック紙、地方紙、地域紙に分類されます。

ブロック紙には中日新聞や東京新聞などを発行している中日新聞社のように全国紙の日経や産経よりも部数が多いところがありますし(中日グループ:約310万部、日経:約280万部)、北海道新聞のように北海道だけで毎日100万部以上を発行しているところもあります。

また、地方紙は第二次世界大戦中に当時の政府により各県一紙体制にまとめられ、現在ほぼ各県域を対象に発行していますが、地方紙のすごさを示す指標 に普及(カバー)率があります。例えば徳島県の徳島新聞や鳥取県の日本海新聞などは、それぞれ県で70%以上の家庭に届けられています。都会に比べて人口 が少ない地域ですから発行部数は多くないものの、新聞を購読していない家庭も含んだ世帯数全体からの割合なので、70%以上という数字がいかに高いかがお 分かりになると思います。
首都圏や関西圏以外の地方紙には軒並み40%以上の普及率を持つ新聞社が多くあります。これら地方紙は県内の各自治体に支局や通信部を配置し、記者を貼り 付かせて、地元の出来事を細かく取材しています。これは全国紙では絶対に真似ができない緻密さです。地元は自分たちで取材し、それ以外の全国ニュースは共 同や時事といった通信社から配信されてくる記事を掲載するのです。

また地域新聞ですが、これは大きなところから小さいところまで様々です。例えば長野県ではほぼ全県で信濃毎日新聞が読まれていますが、諏訪地方では長野日報がシェアを取っていますし、北海道の帯広地域では十勝毎日新聞が多く読まれているなど、地域紙は比較的狭い範囲に限られますがその地域に大きな影響力を持っているところがたくさんあります。

先日静岡県内のJR線の乗っていたところ、こんな中吊り広告を目にしてしまいました。

静岡新聞は地方紙の中でもトップクラスの実力ある新聞社(発行部数:約65万部、普及率:約45%)として知られていますが、この購読料(¥2,900/月)で朝夕刊を発行・配達していることに改めて驚かされました。
静岡県は東部の伊豆・御殿場地域は関東の全国紙など、西部の遠州地域は中日新聞などもよく読まれているようですが、取材網の緻密さに加え、この安価な購読料も静岡新聞の大きな魅力になっていると確信した次第です。恐るべし。

[kodama]

※ 発行部数、普及率は日本ABC協会「新聞社発行レポート」などを参照しました

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