首都圏東京の交通網を規制し、3万6000人のランナーが東京の街中をかけぬける「東京マラソン」が、昨日開催されました。多くの芸能人やユニークなコスプレランナーも参加し、FacebookやTwitterなどのSNSでも盛り上がりましたね。普段走ることのできない都心の車道をランニングできるのは、なんとも気持ち良さそうです。
この「東京マラソン」は、ニューヨークシティマラソンやロンドンマラソン、ボストンマラソンに匹敵する市民参加型大規模シティマラソンとして発展し、一般参加の抽選倍率も年々上がっているようです。第1回(2007年)大会の一般参加は3.1倍でしたが、今回の第8回(2014年)では10.3倍という狭き門になってしまい、参加するのもひと苦労のようです。
また、協賛企業も色々とアイディアを出し、マラソン大会ならではの面白い企画を行っていたので、少しご紹介したいと思います。
■フルーツブランド「ドール」
ドールでは、ランナーに手軽に栄養補給を行ってもらえるよう、バナナ9万1000本を各地点で提供。さらに「バナナトロフィー」というオリジナルトロフィーも事前エントリー&抽選でプレゼントしていました。これは、バナナの皮に自分の名前とマラソンのフィニッシュタイム、Facebookの友達からの祝福コメントが刻まれるもので、ドールならではのかわいらしいトロフィーですね。
■「コニカミノルタ」
「東京マラソン」を走るランナーの通過タイムを、SNSに自動投稿するサービスを実施。“自分との戦い”というイメージのマラソンですが、SNSとの連携によって、友人がリアルタイムで応援メッセージを投稿することも可能に。また、ラップタイム、フィニッシュタイム(速報値)、SNSの友人からの応援メッセージなどの情報を記載した自分だけの記念レポートを、ゴールエリアにてコニカミノルタの複合機「bizhub」でオンデマンドプリントしプレゼントするサービスも実施。
この他にも、大塚製薬の「アミノバリュ―」が配られたり、カゴメからは7万2千個のトマトが提供されました。トマトにはクエン酸やアミノ酸類等の疲労軽減に良いとされる栄養素が含まれているようです…
来年は協賛企業からどのような面白いサービスが出てくるのでしょうか。
ちなみに、東京マラソンの人気を受け、大阪では2011年から3万人規模の市民参加型マラソン大会「大阪マラソン」が実施されたり、都市型市民フルマラソンの草分けである「北海道マラソン」も規模を拡大するなど、全国各地で市民参加型のマラソン大会が熱いようです!!
[makabe]