「広報・PRの仕事をしています」とお話しすると、「ああ、広告代理店?」や「ものを宣伝する仕事でしょ?」などと反応されることがかなり頻繁にあります。企業の情報を発信するという点でよく混同されるのですが、広報(Public Relations)と広告・宣伝(Advertising)には大きな違いがあります。
メディア(新聞・雑誌・TV・ラジオ・Web等)のスペースを購入し、自分たちの情報を発信すること。
メディアの記者・編集者に自分たちの情報を伝え、メディアで取り上げてもらえるよう働きかけること。メディアが情報の価値を認めた場合、記事や番組などで紹介されます。
| 広報 | 広告 | |
|---|---|---|
| 異なる点 | ■料金を払うのではなく、価値ある情報を発信することで、新聞・雑誌・TV・ラジオ・Webなどのメディアに取り上げてもらう。 第三者であるメディアが取り上げることで、客観性が増し、消費者が「信頼できるもの」だと考える。 |
■料金を払って、新聞・雑誌・TV・ラジオ・Webなどのメディアに広告をだす。 企業側からの一方的な情報ということで、最近は、消費者が広告の内容を冷静に見るようになってきている。 |
| 掲載方法 | 記事・報道 | 広告・CM |
| 掲載の決定権 | メディア | 企業(広告主) |
| 情報の特性 | 客観的 | 主観的 |
| 情報の説得力 | 高い | 記事に比べると低い |
| メディアに支払う掲載費 | 無 | 有 |
| メディア側の担当者 | 記者・編集者 | 広告部・広告局 |
| 代理店・コンサルタント | PR会社 | 広告代理店 |

企業側が「今売りたいもの」をストレートに発信しても、必ずしも取り上げられません。
世の中のためになる情報、求められる情報を発信することが必要となります。
それを通じて企業の存在を知ってもらい、その結果として企業の認知度やブランド力が向上したり、商品が売れることに繋がっていきます。